勉強のスピード
2024/04/27
生徒の皆さんは「勉強のスピード」を意識しているでしょうか?
生真面目なタイプの生徒に見られる例として
何事も完璧を目指し、問題の一問一問に多くの時間をかけることがあります。
しかし、あまりにも多くの時間を一つの問題に費やすと
勉強で一番大切な「復習をする時間」が取りにくくなります。
そのため丁寧に勉強をしているにも関わらず
あまり学力が伸びないということが起こります。
また、完璧を目指してもその時点では解決できないことに遭遇することもあります、
そのような問題はわざととばして先へ先へと進んでいくとそのうち
「あっ、この前悩んでいた問題の意味はこうだったのか」
とひらめくように理解できることは少なくありません。
「完璧に分からないと先に進めません」
とかたくなにならず、思い切って先に進みましょう。
勉強のスピードを上げて、復習回数を多くする方が間違いなく効果的です。
とは言っても注意しなければならいこともあります。
それは「問題を解き散らかさないこと」です。
スピードを重視するあまり
普通の人の2倍くらいの速さでただ問題を解いているだけ、
間違えたところの確認も複数もせず
ただひたすら問題を解き進めていく。
このような雑な勉強も非能率的で効果はありません。
勉強のスピードも自動車と同様
制限速度を守りながら進めていきましょう。
※ちなみに高速道路などには最高速度制限だけでなく、最低速度制限もあるのです。