締め切り効果
2024/06/01
「締め切り効果」とは、締め切りが近づくことで、
人々の行動やパフォーマンスが改善する健勝のことです。
実際、中学2年生までは勉強に対するやる気が感じられなかった生徒でも、
中学3年生になったとたんに積極的に勉強に取り組むようになることは少なくありません。
また、普段はのんびりとしているのに、定期テストが近づくと急に、
自習をするため、塾に来る頻度がアップする生徒もいます。
「普段から頑張ればいいのに」と思いますが、
逆に、受験学年になっても定期テストが近づいても
一切変化しない生徒に比べれば、
「まあ頑張るだけましかな」と思い直しもします。
しかし、受験指導をする立場からすると、
「受験は時間との闘い」の面がはっきりと存在すると感じています。
受験が近づいてきたからと言って、
「締め切り効果」を発揮しても、
間に合わなければ意味はないのです。
ですから大切なことは、「自分を知る」ことです。
自分の学力と志望校合格との兼ね合いを研究し、
合格するようにスタートすることが必要なのです。
とは言え、中学生の皆さんは、
期末テストが近づいてきていますので、
まずは期末テスト準備を頑張っていきましょう。