受験時にも起こる「ゾーン」！

「ゾーン」とは、精神が集中し、至福に浸れる瞬間を指し、

スポーツ心理学では「フロー」とも呼ばれ、

最高のパフォーマンスが発揮できる状態のことをいいます。

 

読売巨人軍のV9時代の監督であった川上哲治氏は、

選手時代には「打撃の神様」と言われ、

「ボールが止まって見えた」という言葉を残しています。

これは「ゾーン」に入った状態を表したものと考えられます。

 

しかし、「ゾーン」は集中しさえすれば、

誰でも到達できる境地ではなく、準備を必要とします。

その準備とは、主に２つあり、

「具体的な目標を持ち、その達成のために何をするべきかを明確にする」

「目標達成のために、必至との努力と集中で日々を過ごす」

ということです。

つまり、高みに登るためのあくなき精進こそ、

「ゾーン」に入るために必要なものと言えるでしょう。

 

受験生の皆さんも、

目標とする大学を定め、合格するための課題を探り、

その克服に日々全力で集中して勉強に取り組めば、

受験時に最高のパフォーマンスを発揮して、

本来であれば解けないような問題にも対応できるかもしれません。

そのような最高の状態を目指して、今日も頑張ってください。