受験が終われば当然のことながら合否が気になるものです。

友達からの情報などで、いろいろと考える時間が多くなることでしょう。

 

しかし、普通、一般の前期入試を受けた生徒の皆さんは、

公立高校が第一志望のはずです。

済んだ試験のことをあれこれ考えるよりも、

公立入試に向けて気持ちを切り替え、

また、頑張っていかなければなりません。

 

公立入試までの1か月で、

びっくりするくらい学力が変わります。

 

今まで順調に来ていたのに、

私立高校に合格した安心感から、

学習への意欲が薄れたりすると、

あっという間に合格圏からこぼれ落ちてしまいます。

中には公立高校の受験そのものを取りやめる生徒もいます。

いったい今まで何のために頑張ってきたのでしょうか？

 

逆に、私立高校合格を良い自信に変え、

今まで以上に気合が入り、

この直前期に不合格圏から一気に合格圏へと入り込む生徒もいます。

 

受験生の皆さん、

あなたの真の受験目標は何ですか？

 

私立高校の前期試験の終わった今、

もう一度足元を固め、

目標を見つめ直してください。

 

 

いままでに、いったいどれだけ走ったか。

残すはたった42キロ。

（高橋尚子・元マラソン選手・オリンピック金メダリスト）