やる気が出ない!
2017/06/25
やる気=<期待>×<価値>
・<期待>とは、「自分にはこれができそうだ!」という自信のこと。
・<価値>とは、「これをやることには意味がある!」と思えること。
と表されています。
つまり、「これをやれば自分にプラスになり、そして自分にできる事」を目標に持てば良いのです。
注意点は<期待>と<価値>が掛け算になっているところで、
どちらか一方でも0ならば、他方がどんなに高い数値を示そうとも、
計算すると0になるところです。
多くの受験生は
「実現に自信のない、やたらと大きな目標」を持ちたがる傾向がありますが、
それでは「やる気」は継続しないのです。
「まずは小さなできる事から初め、その後気づくと大きな事を成し遂げていた」という状態が理想でしょう。
また、同じ目標でも、設定の仕方でやる気は大きく変わることも知りましょう。
例えば、
①近接目標 「1日に5ページのドリルを1週間続ける」
②遠隔目標 「1週間で、42ページのドリルを仕上げる」
と2つのグループに分けて小学生に実験を行った場合、
目標を達成できたのは①のグループの子供たちだけだったそうです。
②の子供たちは必ず途中で挫折してしまったようです。
つまり、遠隔目標だけを持つのではなく、
毎日毎日の近接目標を小分けに作ったグループの子供たちだけが、
意欲を持って頑張り続けることができたということなのです。
「今日もクリア!」という達成感の積み重ねが大事であることを裏付けています。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
学習支援塾「羅針盤」
http://shien-z.com
TEL:090-2960-7905
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆