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勉強とご褒美

2016/02/19

1960年代から、学習に関する「内発的動機付け」、すなわち「人間の知的好奇心」や「興味」「関心」についての考え方が生まれました。そのため、子どもに対して「ほめる」「叱る」「褒美を与える」という「外発的動機付け」は見直されるようになってきました。

しかし、学習において「褒美を与える」ことは、決してマイナス面ばかりではありません。「褒美の与え方」を間違えなければ効果があることが、アメリカの研究により明らかになっているそうです。

 

では、どのようにすればよいかというと、「テストで良い点を取ればご褒美をあげます」ではなく、「テスト準備を行えばご褒美をあげます」と、学習の「結果ではなく、過程にご褒美を与える」のです。そうすると、テスト結果そのものが向上したと実験結果に出ているそうです。

ちなみに、テスト結果にご褒美を与えて効果を上げたければ、どうすれば成績をあげられるかという学習方法を教え、導くとよいそうです。必ずしも結果に対するご褒美が悪いわけではありません。

 

このように指導する側も日々変化する学術研究を学び、子どもたちに少しでも有益な方法で教え育てる努力が必要であることを自覚し、子どもにやらせるばかりではなく、まずは指導する側自身が、率先して学ぶ姿を子どもたちに見せたいものです。

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