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思いやり

2015/12/05

 日本経済新聞の「学びの現場から」という欄に、『上位は「神」「一軍」、「オタク」は下位ー。2000年代半ばから注目を集め始めた「スクールカースト」と呼ばれる教室内の序列は今、多くの子供たちにとって日常風景になりつつある』という記事が掲載されていました。

世界中でこれだけ人権が叫ばれている現代にあって、なぜ、子供たちは差別的な行動をとるのでしょうか?それはおそらく「気持ちがいい」からだと思われます。もちろん、差別をしている側にとって「気持ちがいい」ということです。明日は差別をされる側に回されるのかもしれないのに!

 

東京オリンピックの招致の時に話題となった「おもてなし」とは、「相手の目線に立って心を配る」ということです。その精神が日本にはあると絶賛されました。

しかし、実際には一部のサービス業だけで見られる光景なのかもしれません。悲しいことです。

 

我々は社会の中で決して一人では生きていくことはできません。人の中にあって初めて人間なのです。ならば、他の人と共生・共存していくために「他を思いやる心」を持ちたいものです。「自分がされて嫌なことは、決して相手にはしない」。大学生の頃、ゼミの教授から、「これがカントの道徳だよ。簡単なことだろう」と教えられました。

どうか、住みよい幸せな社会を、自分さえ良ければという弱さに打ち勝ちながら、みんな一緒になって築いていきたいものです。

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