学習とは「間違い」を直すこと
2024/05/07
生徒の中には、やたら「間違うことを嫌がる」者がいます。
教えている側からすると、間違うことは大歓迎なのに…
おそらくそれまでの経験の中で、数多く間違うことで怒られてきたのでしょう。
その「恐れ」が勉強にも出るのではないかと思われます。
アメリカ人のロバート・レスコーラとアラン・ワグナーの2人は
1972年に「生物は、事象が予測に反している時のみ学習する」と提唱しました。
つまり、「この問題の答えはこうだろうな」と予測したが、間違いであった。
このとき学習でき、学力が向上するのです。
従って生徒の皆さんは、
教科書の練習問題や問題集・ワークにおいて
どんどん間違うことを求める必要があるのです。
そして、本番のテストでは間違えない。
これがテスト勉強です。
何事も初めから上手に出来るわけではありません。
学生の頃は失敗を恐れずに、勉強にチャレンジしていきましょう。