学習量と成績の関係の落とし穴

お問い合わせはこちら

ブログ

学習量と成績の関係の落とし穴

2024/02/10

一部の例外を除いて

学習量と成績の間には比例関係があります。

実際、塾での学習時間が多いほど

成績が良い傾向にあることは事実です。

 

しかし、生徒の皆さんが誤解しがちな点があります。

それは「試験直前の学習量には必ずしも比例しない」ということです。

いくら試験の前日だけ頑張っても

期待するような好成績は得られません。

学習量を図るためにはある一定期間が必要なのです。

 

学校の定期テストでは3週間、

校内・校外模試は3か月、

入試においては3年間

を一つのスパンとしてみていく必要があります。

 

もう10年以上前になりますが、

「こんなに頑張ったのにダメだった」

と合格発表後に落ち込んでいる生徒がいました。

が、私から見ると

「明日は花火大会があるので塾を休みます」

「今度は町内の祭りがあるので休みます」

と受験生としては考えられない理由で欠席していました。

受験に対しやっと少し本気になったかなと感じたのは

年が明けてからのことです。

生徒の言う

「あんなに頑張ったのに」

という期間はせいぜい2か月間です。

これで望むような良い結果が得られるのならば

誰も苦労はしません。

 

これから受験生になる皆さん、

「4月から少し頑張るかな」

「部活が終わったら頑張ろう」

などと考えずに学習量を日々増加させていきましょう。

 

『努力できるということも実力のうち』

 

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。