福岡市西区の塾より「自分勝手からの脱出」

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福岡市西区の塾より「自分勝手からの脱出」

2020/11/08

前回、前々回と自分勝手な生徒の心理面や特養について述べてみました。

今回は自分勝手な性格や行動から脱出するためのヒントを

挙げてみたいと思います。

 

(1)「指導者側の立場に立って物事を考える」

自分勝手な生徒は指導者の気持ちや学習状況についてのアドバイスを

冷静に考えることが苦手です。

指導者側の気持ちを考えることが難しい場合は、

「なぜこのようなアドバイスが行われるのか」

と想像し、自分が指導する立場にたって考えてみてください。

よほどの素人教師でない限り

生徒にとって必要だと思う指導を

生徒のために行っていることに気づけると思います。

 

(2)「日頃から人に親切にしてみる」

自分勝手な生徒は様々な場面で

他者に親切にした経験が乏しく、

他者から感謝される喜びを

ほとんど感じたことがありません。

自分の損得だけで行動するのではなく、

他者を良い気分にさせる経験を積めば、

自己中心的な態度がいかに不快なものかを

自覚することができるでしょう。

 

(3)「常に肯定的にアドバイスをとらえる」

自己中心的な生徒は教師から助言されても、

心の中では

「でも」「だって」「しかし」と

否定的な言葉が頭によぎっています。

そのため表面的には素直なふりをするのですが、

本心はあくまでも自分がしたいことにしか興味がなく、

自分だけが常に正しいと思い込んでいます。

もちろん中には正しい学習を行っている生徒もいます。

そのような生徒にはそもそも

教師は学習の仕方を注意することはありません。

おかしなところがあるから注意し、

今必要なことだから課題を与えるのです。

 

(4)「情報リテラシーを磨く」

自分勝手な生徒は自分に都合の良い情報だけに敏感です。

たとえ大局的には間違っている場合でも、

自分が得をする楽な勉強を押し通していきます。

世の中には情報があふれかえっています。

どの情報が本当に自分に有効であるか、

正しく情報を見極める力を身につけていきましょう。

 

(5)「感謝の気持ちを口に出す」

まずはやはり挨拶から始めましょう。

伸びる生徒は気持ちの良い挨拶をします。

「こんにちは」

「お願いします」

「ありがとうございました」

など人として当たり前のことが言えるのです。

自分勝手な生徒は基本的に挨拶をしません。

挨拶をされてもハッキリとした挨拶は返ってきません。

もしくは愛想笑いと同じように

心のこもっていない上辺だけの挨拶をします。

 

いかがだったでしょうか?

私はたとえ何歳になろうとも、

人にとって大切な一つの目標は

「今日、昨日の自分を越えて成長する」

ことにあると思います。

学生時代ならなおさらのことです。

ならば生徒の皆さんは、

先人の教えに素直になり、

まずは基本的な学習に対する考え方や

学習方法を身につけていきましょう。

自己流に発展させるのは

基本が身についた後なのです。

歌舞伎の世界の「守破離」を

一度調べてみてください。

そして今から

自分勝手を脱出してください。

 

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