受験は時間との戦い!
2019/06/10
難しい問題を考えているうちに、やる気がなくなったり、
眠くなったりすることがよくあります。
このパターンは受験生に非常によくある悩みの一つです。
わからないところや、一つの問題をずっと考えたりしているとき、
「思考の負のループ」にはまっている可能性があります。
この負のループにはまると、やる気が下がったり、
疲労感を感じたりしてしまうのです。
そうならないために、大事なことがあります。
それは、まず
「できることからやっていく」
「簡単なことから取り組む」
ことです。
例えば、勉強を開始するときは、
・今まで覚えた英単語を本当に覚えているか確認する。
・簡単な計算問題を肩慣らしに始める。
・英語の音読から始める。
など、確実に「できること」から始めていきます。
このように「できること」から始めることで、
心の奥深いところでは、
「自分は勉強ができる」
と思い込んでくれるようになります。
「できること」から始めると、スピーディに、
そして、リズミカルに勉強が進むので、やる気も上がってきます。
さらに、改善策として、
「取り組む時間に気をつける」ようにしてください。
例えば、
・数学の一題を考えるのに1時間かかった。
・英語の下線部訳を考えるのに、1時間かかった。
・国語の問題を解いて、解説を読むのに2時間かかった。
ということもよくあります。
しかし、これではいくら時間があっても足りません。
入試本番までにやるべきことが、間に合いません。
そこで重要なのは、
「この一題は○○分以内に解く(考える)」
と決めてから取り組むことです。
そして、その時間を決めたならば、必ず守るようにします。
・数学の一題は、5分以内で解法の道筋をつける。
・英語の下線部訳は、一題あたり10分まで。
というように一題にかける時間を決めてしまうのです。
「それじゃあ、完璧に理解できないまま、次に進んでしまうんじゃ…」
と心配するかもしれませんが、
一回で完璧に理解する必要はありません。
同じ問題を何度も繰り返し反復していく過程で、理解を深め、定着させるのです。
だから、時間がかかり過ぎてしまう場合は、飛ばしてしまい、
どんどん先に進んでいきましょう。
そして、復習。
この癖をつけることで、本番でも、時間配分に強くなれます。
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学習支援塾「羅針盤」
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