しかし、残念ながら、

努力をしたすべての人が報われることは無く、

受検という厳しい現実に打ちのめされることは少なくありません。

 

でも、初めは不本意であったとしても、

進学した学校を、ぜひ好きになってください。

 

私自身も進学した大学は第一志望校ではありませんでしたが、

そこで出会った人々、

経験した様々な出来事は、

自分の人生の土台の一部になっていることは間違いありません。

 

また、就職先も初めから志望していた所ではなく、

たまたま出席した会社説明会で、

今は亡き森田譲康館長のほとばしる教育への情熱に感動し、

入社を希望した次第です。

 

そして、森田譲康館長から学んだ数多くの教育に対する考え方、

仲間たちと研究・実践した教育技術、

多くの生徒・保護者の方と接した経験が、

個人塾として独立した原動力になっていると実感しています。

 

思いどおりにいかなかった経験が、

実は今の自分を作っているのです。

 

4月から新しい環境で過ごす皆さん、

きっとそこには何かの縁があったのです。

 

その縁を大切にこれからの人生の確かな礎を築いていくか、

それとも悲劇のヒーロー・ヒロインを気どり、

不満一杯で過ごしていくかを決めるのは、

あなた自身なのです。