私は、

「今回の就職活動で、何を感じたか？」

「君のことだから順調だっただろう？」

と尋ねてみると。

「いやいやなかなか大変でとても順調ではありませんでした。

きつい思いも何度もしました。」

という意外な返事に、売り手市場と言われていても、

一流企業への就職活動は、やはり決して簡単ではないのだと再認識しました。

 

「しかし、君は何はともあれ一流企業に内定したのだから立派なことだ。」

と褒め、

「結局、何が就職活動で大切だと思った？」

と再度聞いてみると、

「結局、最後は『こいつと一緒に働きたいか？』という問いに、

自分が応えられるかどうかだとおもいます。」

とのことでした。

 

私は

「素晴らしい、成長してるな！」

と感心しきりでした。

 

生徒の皆さん、あなたが会社の社長だったと仮定して、

どのような人を雇いたいですか？

「あいさつをしない人」

「遅刻・欠席の多い人」

「自分のことだけ考えてチームワークを無視する人」

「いつも暗い空気に包まれている人」

「努力もしないで、口ばかり達者な人」

「愚痴が多く、何でも他人のせいにする人」

「簡単に会社を辞める人」

 

どうですか？

皆さんはこのような人たちを雇いたいと思いますか？

一緒に働きたいと思いますか？

 

学生時代は社会に出ていくための基礎作りの時期です。

自分が心から雇いたいと思う自分を生み出すために、

日々、思考し、行動し、振り返り、前進して行って欲しいものです。

 

2018年夏、今年の夏は人生で一度しか訪れませんよ。