リクルート・キャリア就職みらい研究所の調査によると、

就職活動中の学生が企業に対してアピールする事柄は、

「アルバイトやクラブ・サークル活動の経験」だそうです。

「〇〇の資格を取った」

「全国で〇〇位になった」

「サークルで〇〇の役職についていた」

というような表面的な結果が多く、

そのことから何を学び、

自分がどのように成長したかを語ることが少ないようです。

 

一方、企業側が採用基準で重視する項目は、

「人柄」・「自社への熱意」・「今後の可能性」となっています。

つまり、

「一緒に働きたくなる人間性を持っているか？」

「多少の困難にもめげず、仕事を継続しようとするか？」

「将来、自社に何らかの恩恵を与えうるか？」

ということを大切にしているのです。

 

生徒の皆さんは、日々の学生生活で、

何を学び、自分をどのように成長させているかを意識して過ごしてください。

素直さ、理解力、判断力、思考力、表現力、対人折衝力、指導力、実行力、責任感、粘り強さ、快活さ、共感性、国際性、感性などなど、

いくらでも色々なことを身につけることが、今の学生時代に出来るのです。

 

企業を含めた社会は、

「〇〇大学（高校）に合格した」

という表面的な結果だけを求めているわけではありません。

今後、どのような職業奉仕・社会貢献をしてくれる人材へと成長してくれるかに期待を寄せているのです。

 

受験勉強はまさしく自分を鍛える絶好のチャンスです。

人格を磨き、真の成功を目指して頑張って下ささい。

 

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