夏休み中までに、受験生の皆さんに共通して必要なことは、

2つの基礎を徹底的に強化し、その後高得点を目指すことにあります。

 

1つ目は受験に向けての体制づくりにおける基礎強化です。

志望校合格のために必要な受験科目、配点、合格ラインを調べ、

現状の自分との差を冷静に分析し、

今後、ムリ・ムラ・ムダのない受験勉強に取り組む姿勢を築き上げる必要があります。

どこの山に向かうかもわからず、登山準備などでいるはずがありません、

 

2つ目は基礎学力の養成です。

基礎を固めるためには、まず教科書レベルの完全な理解から始まり、

例題でどのように公式などを使いこなせばよいかをインプットし、

比較的易し目の問題でアウトプットとしていきます。

 

受験生に限らず、やたらと難しい参考書や問題集を好む人がいますが、

野球に例えるなら、キャッチボールやトスバッティングもできないのに、

試合に出てもほとんど何も得られないのと同じです。

鹿児島のラ・サール高校の3年生でさえ、数学の黄チャートを秋まで使い続けているのです。

 

「急がば回れ」

受験生の皆さん、本番で高得点を目指すなら、

なおさら今は揺るぎない基礎力づくりをめざしましょう。

 

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