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文章問題

2016/02/13

算数や数学が苦手な生徒は、まず間違いなく文章題が苦手です。また、計算問題や図形問題は出来る生徒でも文章題を苦手としている生徒は少なくありません。

そして、文章題の苦手な生徒は文章中のどこが分からないのかが分かっていません。3~5行の文章を見ただけで「意味が分からない」と思っているみたいで、文章を論理的に分析する気力、すなわち考える力がありません。

そもそも「意味が分からない」という意味が分かりません。なぜなら、意味は問題文に書いてあるからです。そこで生徒に「この文章のどこが分からないの?」と聞くと、「全部分かりません」と完全に思考停止の答えが返ってきます。本当にその問題が出来るようになりたいという意欲も実はないのです。

 

このような生徒に対してまず指導すべき点は、面倒臭がらずに「分からない点を探す」ことをゆっくりとさせていきます。するとゆっくり考えるうちに「あっ!分かった」とあっさり解決することもよくあります。単純に出来ないと思い込んでいるだけという場合です。

2つ目は「文章の細分化」です。1文1文が表す内容を図にしながら数式化させるのです。

たとえは文章題の代表例である食塩水の問題では、考えるべきポイントは、「食塩の量」「濃度」「食塩水の量」のたった3点だけで、使う公式は「食塩の量=食塩水の量×濃度÷100」の1つだけです。

そこでビーカーの図を定番の問題では3つ描き、文章中から必要な数値をその図に記入し、最後に「食塩の量」に関する式を作って計算すればおしまいです。時には難問があるのも事実ですが、ほとんどの問題はこれだけで解けるのです。

後は、パターンとして身につくまで繰り返していけば良いのです。どんな文章題もはあるので、その型を習得すれば何も怖くはありません。

 

文章題が苦手とはよく聞く言葉ですが、そもそもそれは本当でしょうか?文章題は計算問題と違い、じっくりと考えることが必要であり、ある程度の数の問題解法パターンを覚えなければなりません。

文章題が苦手だというお子さんをお持ちの保護者の皆さん、実は単なる練習不足、身につくまでの復習の徹底がなされていないことが原因ではありませんか?

ぜひ、ドリルなどで繰り返し、1度完全に身につくまで練習をさせてみてください。必ず克服できます。

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