教育は根気比べ
2015/12/13
「先生。うちの子は本当に何度同じことを言っても変わらないのですが、どうしたらよいでしょうか?」と聞かれることがあります。このように言われる保護者の方は、「もう、本人に自覚がないなら何を言っても仕方ない。何度も同じこと言うのは疲れた。もういいだろう」という思いが、心の奥底に潜んでいるのかもしれません。
しかし、ここが館張りどころ。何度か言ったぐらいで子どもが変わってくれれば、こんなに楽なことはありません。世の中の教師は大喜びすることでしょう。何度言っても聞かない。変わらない。でも、あきらめずに、また指導する。教育は「根気比べ」なのです。あきらめたらそこで終わりです。
子どもを成功させる親は、何度も同じように同じことは言いません。あれやこれやと手を変え品を変え、子どもの様子を見ながら上手に接していくのです。誰よりも大切な我が子を、何であきらめきれるでしょうか?あきらめられるはずがありません。
子どもに勉強に対する根気を求めるならば、その前に、少しでも良い方向に我が子を導く方法を、親が根気強く考えなければなりません。親がまず根気よく粘る手本を示していきましょう。負けないでください。
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