反抗期とは?
2015/11/12
発達段階で言えば、中学校時代は「青年期」にあたり、「児童期」と「成人期」の中間にあたります。
「青年期」は、子どもでも大人でもない不安定な状態であり、内面に様々な不安や悩みを抱えています。そのため親や教師が干渉することを極端に嫌がり、反抗という形で現れるのです。この反抗は、幼児期の反抗期の次に来るので、「第2反抗期」と呼びます。
以下、「第2反抗期の特徴」をあげておきます。
① 理屈で物事を考えるようになる。
② 正義感が強くなる。そのため、大人の言葉と行動の矛盾に気づく。
③ 他人から見られる自分に気づき、自分と周囲の評価とのギャップに苦しむ。
④ 自分と周囲の評価のギャップから、孤独感・劣等感・自己嫌悪感が生まれてくる。
⑤ 親や先生への反抗や一緒の行動を避ける。
⑥ 気心の知れた友人を求めるようになる。