試験勉強とは学習内容を表現する訓練をすること
2024/05/09
受験勉強でも定期テストの勉強でも
覚えること(インプット)ばかりに目が向いている生徒がいます。
勉強している内容は、いつ見ても覚えることばかり。
暗記に熱中している姿です。
しかし、こテストとは覚えることを試すのではなく、
覚えたことを解答用紙に表現することを求められるのです。
いくら覚えていても、その覚えたことが解答用紙に表現(アウトプット)されなければ意味がないのです。
「いや答えは書けませんが、覚えてはいます」
と訴えたところで、何も書かなければ0点です。
当たり前のことでしょう!
したがって試験勉強ではとにかく問題演習が重要です。
覚えたことを表現することを繰り返し練習しなければならないのです。
手を動かして問題を解くことは面倒臭く、
テキストなどをジーっと見て暗記する方が、
楽なのかもしれませんが、テストでは暗記だけでは役に立ちません。
「いや覚えてからじゃないと問題は解けません」とも言いますが、
問題を解きながら何を覚え、どう表現するかを練習するほうがはるかに効率的です。
学習した内容をとにかく「思い出すこと」が試験勉強のコツであることを忘れないでください。