中2・高2の変化
2024/03/11
中学2年生や高校2年生は
いわゆる「中だるみの学年」と言われます。
1番下の学年というプレッシャーから解放され、
受験にはまだ余裕があるということから
悪い方に大きく変化することがあります。
この変化は少しのゆとりを起因として
自分を客観視することから始まります。
客観的に自分を見た場合、
理想とする自分の姿と現実の自分の姿にギャップを感じ、
そのギャップの原因を自分以外の他に求めることが
変化の原因の一つと考えられます。
そのため周りの大人や社会に原因を求め、
不満をまき散らかしていくのです。
このような対応では何も解決しないとわかっていながら
自分を変えることは大変なことなので
他に当たるという楽な行動に走ります。
この時に見られる変化としては
(1)挨拶をしなくなる。
(2)笑顔が消え、無表情になる。
(3)小さな嘘を積み重ねる。
などがあげられます。
このような兆候がでてきたときは
焦らずにじっくりと自分を改善することに取り組ませましょう。
朝夕のあいさつを投げかけ、
小さな目標を設定させて実行させる。
少しでも前進したならば評価してあげる。
子どもたちは理想の自分に近づきたいのです。
周りはそのお手伝いを心がけてあげましょう。
難しいことではありますが…