伸びる生徒になるために(6)
2023/03/19
勉強の「量」にも関係してきますが
伸びる生徒は受験を見据えて過ごしています。
つまり合格するために必要な学力を
いかに身に着けていくかを
逆算して計画的に学習しているのです。
例えば中学でも高校でも
受験までには3年間という時間が与えられています。
日数にすればおよそ1,000日です。
かりにある生徒の合格に必要な勉強量が
塾や学校での学習時間を除いて
質の高い家庭学習を1日2時間と考えると、
家庭学習だけで合計2,000時間が必要になります。
そのため1・2年時に勉強をさぼり
3年生から頑張ろうとすると、
1日の家庭学習時間は6~7時間必要となり
ほとんどの場合、実行できず
間に合わなくなってしまいます。
塾にも行かずではなおさら勉強量不足になってしまうのは明らかです。
伸びる生徒はこのことに気づいています。
ですから1年生のときから
少しずつでも真剣に勉強に取り組んでいるのです。
「まあそのうち頑張ろう」
の「そのうち」は永遠に来ないとも言われています。
失敗者の口癖は
「まあ何とかなるだろう」です。
決して何ともならないのに。
受験をなめてはいけません。
合否ははっきりと判断されるのです。
生徒の皆さん、
「現在、今、すでに頑張っていますか?」
まだできていないのであれば
「今からすぐに頑張り始めましょう」
1日でも早く取り掛かれば、
合格の可能性は高まっていきます。
行動を起こせば必ず結果が現れます。
良い結果を導いてください。
合格・不合格を決めるのは
自分自身であることに気づいてください。