福岡市西区の塾より「10月」
2020/10/10
現在、学習支援塾内で受験生を見ていますと、
段々と受験勉強が本格化してきたように感じます。
今までならば、塾の授業が終了すると、
速攻で帰宅していた生徒も、
心持長く塾にとどまるようになりました。
「5分・10分でもきりの良いところまで学習してから帰宅する」
という受験生として当たり前の姿になってきました。
欲を言えば火曜日、土曜日、日曜日の使い方を
もっと工夫できれば良いのですが…
またこの時期は受験校がいよいよ絞られてくる時期になります。
高校3年生の生徒諸君はすでに受験校が定まっているようですが、
中学3年生の生徒諸君は、今からが本番でしょう。
ある程度の候補をあげて、
学校で行われる3者面談を通して徐々に確定していくと思います。
このような10月、受験生の中には
志望校を紙に書き、机の前などに張って毎日、
「〇〇に合格するぞ」
と唱えている人も少なくないと思います。
このことはとても良い事なのですが、
さすがに毎日唱えるだけでは合格は出来ません。
やはり勉強してこその合格なのです。
合格を引き寄せるには行動が必要です。
合格が実現した未来を思い描き、
ワクワクするとモチベーションは高まりますが、
それだけではやがて学力とのギャップに苦しみ、
逆にやる気を失ってしまします。
合格する生徒は、未来ばかりを見つめているわけではありません。
今すべきことにも全力を注いでいるのです。
受験生の皆さんにぜひ覚えておいて欲しいことがあります。
それは
「手間のかかることや、めんどくさいことを頑張ると合格運が上がる。効率だけを追求した楽なことをすると合格運が下がる」ということです。
志望校設定はもちろん重要なことです。
しかし、志望校を設定したら、
一度そのことを忘れて、
今の勉強に全力を注いでください。
そうすれば合格の方から近づいてきてくれます。