福岡市西区の塾より「福岡 学校再開」
2020/05/15
政府が緊急事態宣言の解除を決定した14日、
福岡県は県立学校の再開を前倒しして、
18日(月)から分散登校を行い、
25日(月)から通常授業を行うと発表しました。
福岡市も市立学校の再開を21日(木)に前倒し、
当面は分散登校として、
全員登校は感染状況を見ながら判断するようです。
今まで、
「このままではカリキュラムが終わらない」
「来年の受験はどうなるのだろうか」
「地域によって学力格差が拡大する」
などと言っていながら、
なぜすぐに通常授業を再開しないのでしょうか?
よく分かりません。
福岡市内の私立高校の一つなどは25日から再開するそうです。
すっかりと動画教育にはまったのでしょうか?
なぜ生徒が望む
「みんなと一緒に勉強や運動がしたい」
という声に応えないのでしょうか?
そして、なぜ分散登校をわずか1週間だけ行うのでしょうか?
1週間で感染は収束するのでしょうか?
いくら授業中に生徒間の距離を保ったとしても、
学校の行き帰りや休み時間は、
密接・密集するに決まっているではありませんか?
子どもたちは大人以上に群れることが好きなのです。
科学的にも飛沫感染がどれくらいの割合なのかも発表されていないのに、
飛沫感染ばかり気にしても仕方がないと思います。
それよりも学校内で頻繁に
手洗い・うがいを行わせる方が有効ではないでしょうか?
そもそも福岡県はこの1週間、
新規感染者は計5人です。
大型連休で新たな感染者が出ている可能性があるとはいえ、
どこまで感染率が下がれば再開できるのでしょうか?
その一方で
「あらたな生活様式を身につけなければならない」
と新型コロナウイルスとの共存を示唆しているのです。
まったく意味がわかりません。
理解に苦しむことばかりです。
何はともあれ一日も早く、
子どもたちが気兼ねをすることなく、
元気に明るく、勉強やスポーツ・音楽・芸術に、
日々取り組んでくれる日常を心待ちするばかりです。