福岡市西区の塾より「学習効率」
2020/04/23
勉強しているときに、
分らないところをまったく解決しないまま、
ただ先へ先へと勉強を進めていくことは、
もちろん問題ありですが、
「なんで?どうして?」
と次から次へと自ら疑問点を作り出し、
際限なくこだわり続ける場合も問題ありです。
学者・研究者として取り組んでいる場合は別ですが、
「卑弥呼は何で卑弥呼と言うんですか?」
などの疑問は、あまりにも受験勉強からはかけ離れていて、
学習効率を落とすことになってしまいます。
重箱の隅をつつきながらの学習は、
時間がとてもかかってしまいますし、
受験勉強面からみると、
「木を見て森を見ず」という状態になり、
学習の核心からずれていってしまいます。
受験勉強は限られた時間の中で、
いかに合格最低点を上回るかの戦いです。
この戦いの本質を見失ってはいけません。
受験に合格する生徒は、
探求心が旺盛な場合がほとんどですが、
受験にとって重要とは思えないことに対しては、
ある程度スパッと切り捨てる「潔さ」も兼ね備えています。
生徒の皆さん、
「受験に勝つための学習」
「合格するための学習」
に専念してください。