福岡市西区の塾より「我慢の大切さ」
2020/04/10
現在、新型コロナウイルス感染拡大阻止のため、
福岡県でも外出自粛が発出されています。
生徒の皆さんも学校へ行けず、
多くの我慢を強いられていることでしょう。
しかし、この「我慢する」「耐える」ことの経験は、
必ず受験にも生きていくことでしょう。
受験生の多くは、
「好きなだけテレビを見て、好きなだけゲームをして、好きなだけ音楽を聴いて、好きなだけ携帯をいじって、好きなだけ寝て、でも志望校には合格したい」
ということを本年として持っているかもしれませんが、
実際のところこのような考え方は、現実的なことと言えるでしょうか?
受験に合格する生徒は、たとえ今、やりたいことがあったとしても、
その行動を選択することによって、
合格が遠ざかると感じる場合には、
「未来の合格」のために、今、やりたいことを我慢するのです。
しかしながら現状では、この「我慢」を身につつけていない生徒が、
増加しているように感じます。
日本中が物に溢れ、豊かになり過ぎたためか?
あるいは親が幼いころから我が子を甘やかし、
「小さな我慢」を教えなかったからか?
原因はよく分かりませんが…」
子どもたちが大人になり、社会に出ていき、
好きなことだけを行って生きていこうとしても、
それはおそらくできない可能性の方が高いのではないでしょうか?
今、未曽有の混乱の中、
受験生の皆さんは「我慢すること」について、
ゆっくりと考えてみて欲しいと願います。
君の心の庭に忍耐を植えよ。
その根は苦くともその実は甘い。
(ジェーン・オースティン イギリスの作家)