福岡市西区の塾より「受験を終えた皆さんへ」
2020/03/18
今日、福岡県公立高校入試の発表がありました。
合格された受験生の皆さん、本当におめでとうございました。
今夜はお祝いですね。
残念ながら不合格だった受験生の皆さん、
悲しくて悔しくて、涙があふれたことでしょう。
私も不合格だった生徒のことを思うと、
悔しくて悔しくてたまりません。
しかし、いくら悔やんでも結果は変わることはないので、
前を向いて進んでいくしかありません。
そこで再び立ち上がり、一歩を踏み出す皆さんにお伝えしたいことが3つあります。
一つ目は「自分を卑下しないでください」ということです。
今回たまたま縁が無く一つの受験に受からなかっただけで、
あなたの人間性までもが否定されたわけではありません。
「もう自分はダメな人間だ」
と自分を全否定することはやめてください。
たかだか長い人生における一つの挫折に過ぎません。
こんなところで負けないでください。
未来はいくらでも輝かせることができるのです。
二つ目は「自分の進学する学校を好きになってください」ということです。
第1志望校ではないかもしれませんが、
何かの縁で結ばれた進学先です。
今から3年間も通学するのだから、
ぜひ良いところをたくさん見つけて、
学校を好きになって下さい。
あなたを受け入れてくれる素敵な学校ではないですか。
最後は「反省すべき点は反省してください」ということです。
先日お亡くなりになった野村克也氏は、
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」
と言われていました。
戦いにおいては、
「どうして勝てたのだろう?」
と勝った側にも原因・理由がわからないことがあるそうです。
しかし「負ける時は負けるべくして負けている」のだそうです。
厳しいことを言いますが、
不合格になったのには必ず原因・理由があるはずです。
「内申点が足りないけれど受験に踏み切った」
「市内私立高校に合格して気が緩んだ」
「あまりの緊張に国語で失敗してしまった」
「最後まで苦手科目を克服しなかった」
などなど、いろいろと考えられるのではないでしょうか?
少し時間をおいてから、冷静に自分自身の受験勉強を分析してみてください。
その分析が次の勝利に必ずつながることと思います。
何はともあれ受験生の皆さん、本当にお疲れ様でした。
でも、しばしの休憩は今日で終わりです。
入学前後にすぐ学校で試験が行われますし、
新たなスタートの号砲が鳴り響いたのです。
さあ、次の目標に向かって、また前進していきましょう。
今回、悲しみに涙した皆さんが3年後に、
見事な大輪の花を咲かせてくれることを祈っています。