最後のセンター試験終了
2020/01/19
今日、31年間続いたセンター試験が幕を閉じ、
来年からは共通テストが始まります。
しかし、英語の外部試験導入や、
数学・国語での記述式問題の導入も見送られ、
結局マークシート方式という、
従来通りの解答パターンになりそうです。
いったい何だったのでしょうか?
とは言え、
出題形式は新傾向として、
資料のより一層の活用や、
対話形式を採用した論理的な考察を求めるようになり、
その影響が早速今回のセンター試験にも影響を及ぼしているようです。
(「傾向が変わった」と驚いた受験生も多かったことでしょう。)
確かに思考力・表現力などに焦点が当てられ、
これからの受験生や保護者の皆さんは、
どのように対応すべきか悩みどころだと思います。
でもよくよく考えてみれば、
基礎的な知識もない幼子に、
「物事は論理的に考えるんだよ」
といくら話しても、実践できるわけがありません。
どんなに出題形式や解凍形式が変わろうとも、
土台となる基礎作り、
知識の習得は絶対に避けては通れないのです。
知識より思考力を重視する声に惑わされてわいけません。
知識人たちは、
「知識の習得だけで終わってはダメだ」
「しっかりとした知識を持ち、その知識を活用する思考力を持て」
と言っているのです。
現在、高校1・2年生の皆さん、
まずは教科書の基礎知識を、
あせらずに身につけてください。
決して学習業界の宣伝に踊らされないでください。
受験勉強に特効薬などありません。
いつの時代でも大切なもの、本質は何も変わらないのです。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
学習支援塾「羅針盤」
http://shien-z.com
TEL:090-2960-7905
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆