定期テストと入学試験
2017/10/03
学校の定期テストの成績だけで受験校を考える生徒がいます。
「通知表が〇〇だから」
「期末テストが校内で〇〇番以内だった」
と基準を定期テストにおいていると、思わぬ失敗に遭遇してしまいます。
なぜなら、実際の入学試験と学校の定期テストでは、
試験内容に大きな差があるからです。
定期テストは、せいぜい1~2か月ぐらいの範囲内で、
教科書ワークや配布されたプリントの中から、
同じような問題が7~8割ぐらい出題されます。
したがって、要領が良ければ4~5日ぐらい、
普通の生徒で10日前後、集中してテスト準備を行えば、
高得点が望めます。
しかし、入学試験は3年分の範囲から、
基礎・標準・応用と難易度も幅広く、
そして、これから出るという便利グッズもなく出題されるため、
長期間に渡る地道なテスト準備が必要になるのです。
1~2か月頑張ったから合格するという甘いものではありません。
生徒の皆さん、
皆さんの目標は、校内で良い成績を取ることですか?
それとも志望校に合格することですか?
志望校に合格したければ、目先の小さな利益にとらわれず、
先の大きな目標を見据えて、日々前進していきましょう。
特に高校生は、学校の授業内容のレベルが中学と比べると上がっているため、
学校の課題に追われている場合が多く見受けられますが、
追われているだけでは模試の成績も上がりませんし、
志望校合格にもつながりません。
だからと言って、決して定期テストを疎かにしてよいと言っているわけではありません。
誤解しないでください。
「ちゃんと入試を見据えて、定期テスト前だけでなく、普段から勉強していますか?」
と問いたいのです。
生徒の皆さん、折角、定期テストの準備をするのであれば、
その準備を受験準備にまで高めてください。
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学習支援塾「羅針盤」
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