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自己責任

2017/06/10

昔、成績が芳しくないのに、自分のやりたいように勉強をしている生徒を見かけることがありました。

そのような生徒に、

「お家の人は何も言わないの?」

と尋ねてみると、

「はい。何も言いません。自分の好きなようにさせてくれます。だから、自己責任なんです。」

と、答えが返ってきます。

 

しかし、本当に自分だけで責任を負うことができるのでしょうか?

例えば、自分の気の向くまま受験勉強をして、受験し、もしどこにも受からず、または受かった学校には進学したくないからと、浪人の道を選んだ場合、予備校などの授業料は誰が負担するのでしょうか?

あるいは将来、企業において、上司に報告・相談もせず、好き勝手に仕事を進めた結果、大きな失敗をしてしまい、会社に多大な損害を与えた場合、自分が会社を辞めればそれで済む話なのでしょうか?

周囲の人に迷惑はかからないのでしょうか?

無人島ではなく、現代社会において、「自分が責任を取れば、それで済む」などと簡単に言えるものなのでしょうか?

 

保護者の皆さん、特に青少年の自主性は道理にかなっていないことが多いことを認識してください。

自分勝手な独りよがりな思考・行動は、「親の責任」において踏みつぶすぐらいの覚悟が、子育てにおいては必要ではないでしょうか?

(実際にはなかなか簡単ではなく、難しいことだとは思いますが…)

子どもたちは、未来の世界を背負う「社会の宝」です。

大切に育てていきたいものです。

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