塾に行きたくない不思議な理由
2016/11/01
時折、家で「分からないから塾に行きたくない」と訴える生徒がいます。
この塾に行きたくない理由は、とても不思議な感じがします。
そもそも塾とは、「分からないことを分かるようにするために行くもの」であり、学習すべき内容を全て理解し、テストで完璧にアウトプットできる状態ならば、特に必要はない存在かもしれません。
にもかかわらず、「分からないから行きたくない」と言う生徒は、仮に分かりやすく易しいことを指導すると、今度は「分かるから行きたくない」と言い出します。
結局、このような生徒の目的は、「勉強をさぼること」なのです。
子どもも勉強をさぼることは、悪いことだと思っています。
そのため、さぼるには理由が必要となり、思いつくまま何でも理由にしようとします。
ですから、このような場合、保護者の方は「理を持って諭す」ことを面倒臭がらずに、実践して欲しいと願います。
ほとんどの場合、生徒が「分からないから行きたくない」とは塾では言いません。
理由が不自然であることを、実は知っているからです。
そこで、家庭で親を言いくるめ、自分に都合の良い状態を作り出そうとするのです。
確かに、たまにさぼりたくなるのも人間です。
しかし、それを長期間で認めては、将来子どもが不幸になるだけです。
保護者の皆さん、子どもがおかしな道に進もうとしているときは、「強固な壁」となって「絶対に間違った道にはいかせないぞ」と、子どものために立ちはだかってください。
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学習支援塾「羅針盤」
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