特に男子に多く見かけますが、受験までの間、分からない問題に関する質問だけではなく、勉強の仕方や受験までの戦略など、一切聞きに来ない（相談しない）生徒がいます。

こちらから話しかけても、どこか一線を引いている感じを受け、表面的な言葉のやり取りで終わってしまいます。

まるで、「自分独りの力だけが頼りだ」と言わんばかりの姿勢です。

しかし、いつも思うことですが、現役の受験生は大学受験の経験が当然なく、受験に対する様々な知識も乏しいのに、なぜ？独りよがりの勉強を続けるのでしょうか？

相談することがまるで自分の弱みを見せるかのように思い、ためらってしまうからでしょうか？

でも、例え自分の弱点をさらしたとしても良いではありませんか。

普通の教師は決してその弱みを笑ったりしません。

むしろ、何とか手を差し伸べ援助したいと思うものです。

私は時々生徒に言うのですが、「先生は君の敵ではなく、味方だよ。なぜなら、受験結果に関する利害が完全に一致しているじゃないか」と、あえて感情論ではなく、論理的にアプローチしてみたりします。

受験指導のプロを活用した方が良いと知っているからです。

受験生の皆さん、積極的に教師を巻き込んだ受験勉強を心がけてみましょう。

その方が能率的で効果的な準備ができるはずですよ。

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