目標を輝かせる
2016/05/07
目標を持つ場合、「近くは小さく、遠くは大きく」と言われますが、この考えは行動経済学の「双曲割引」から来ていると思われます。
「双曲割引」とは、遠い将来なら割引率を小さく感じ、近い将来では割引率を大きく感じてしまい我慢することが難しいという、時間経過と割引率が反比例のグラフのようになることだそうです。
確かに受験生の中にも、身近な快楽(自分の楽しみ)に簡単に負けてしまい、将来の目標を見失っているかのように日々安穏と過ごしている場合がありますが、これはその生徒の意思が弱いという問題ではなく、動物の本能的なものがそこにはあり、「分かっているのだけれど、自分に負けてしまう」のは、むしろ自然のことなのです。
そこで、この「双曲割引」に打ち克つために、合格というものの価値を割引率の大きさに負けないものにしていく必要があるのです。
そのため、直接、志望校に足を運び、自分がそこに通っている姿、生き生きと学生生活を送っている笑顔を思い浮かべたり、正門を写真に撮って携帯の待ち受けにしたり、様々な工夫を凝らして、合格後の生活を大きく輝かせていきましょう。
さあ、受験生の皆さん、どんなに明るい景色が瞼に浮かびますか?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
学習支援塾「羅針盤」
http://shien-z.com
TEL:090-2960-7905
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆