基礎レベルを馬鹿にしない!
2016/03/03
ちょっときつい言い方になりますが、それほどの学力でもないのに、自分は出来ると思い込んで、基礎・標準レベルの授業や問題を軽んじている生徒が時々います。
このような傾向はレベルの高い高校に入り、1年生のうちは成績上位者だった生徒に多いように感じます。
当塾にも以前、S高校で1年生のときに上位者として氏名が発表されていた生徒が、「もっと難しいことがやりたい」と言って退塾していった例があります。
退塾後の成績を見ていると、成績上位者からは完全に姿を消していきました。おそらく新しい学習が合っていなかったのでしょう。
何事もものには順番と言うものがあります。高校1年生の初めから難しいことだけを学習するのではなく、基礎・標準の学力が定着した後に難易度を上げていけばいいのです。
入試の合否は基礎・標準レベルの知識をいかに応用させるかで決まるのであり、土台作りが何よりも重要なのです。
ですから、難しすぎる問題に取り組んでも力が伸びていかないことがあることを理解しましょう。そして、ちっぽけなプライドを捨てて、自分の現在の学力に合った学習を地道に行うのです。
受験生の皆さん、試しに基礎レベルの問題集や参考書を見てみてください。わからないところがあれば、そこはわからないということです。
プライドを持つことそのものは悪いことではありませんが、見栄を張るのはやめましょう。
大切なのは受験時にどのような学力を持っているかであって、今の学力ではありません。
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学習支援塾「羅針盤」
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