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問題用紙と答案

2016/02/28

生徒がテストを終えた後の問題用紙を見ると、だいたい2種類のタイプに分類できます。

一つは、問題文中に下線を引いていたり、丸で語句を囲んでいたり、行間などにメモ書きがあったりするタイプで問題用紙がとても汚れています。また、もう一方は「この問題用紙は本当に使用したのか?」と疑いたくなるほどきれいなタイプです。

 

そして、このタイプの分類は成績の上位者・下位者の分類とほぼ一致します。

問題用紙を汚しながら解答している方が圧倒的に成績上位です。おそらく下線を引いたり、丸で囲むなどの作業は学力レベルが高いからできる技であり、1点でも多く得点しようという執念、つまりメンタルの強さの表れでもあると思われます。

 

しかし、成績上位者の答案は全く逆で、読みやすい文字が整然と並び、どこか品を感じさせる答案まであります。

「答案用紙は採点者に見て頂くもの」という心づかいが、そこから読み取れます。

 

一方、学力が伸び悩んでいる生徒の問題用紙からは、「よし解くぞ!」という気迫がまったく感じられない上に、答案用紙は読みにくい癖字で乱雑に書かれています。

英語のスペルでもaboutをa boutと間をかなり開けて書いていたり、1なのか7なのか区別をつけにくいため、×にされるなど、思わぬ失点で損をしています。

 

「書はその人となりを表す」と言われますが、問題用紙と答案も、その受験生の受験に対する意気込みや物事に取り組む志向性が映し出されていると思います。

受験生の皆さんは、どのような問題用紙と答案を作り上げたいと思いますか?

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