子どもに口や手を出し過ぎない
2015/12/04
「親は家庭でどのような手伝いをすればいいのでしょうか?」と聞かれることがあります。少子化の影響からか、それとも一億総教育評論家と言われるぐらいに、教育情報に接しているせいなのか、子どもに手をかけ過ぎる親が増えてきたように感じます。
もちろん、子どもに対して無関心なのは良くありませんが、口や手を出し過ぎるのは、子どものやる気を失わせる原因にもなります。自分が子どもの頃、親からあれやこれやと言われて、うれしかったでしょうか?嫌ではありませんでしたか?その経験を忘れて、自分がされて嫌だったことを、同じように子どもにしてはいけないのです。
それに対して、子どもを成功させる親は、子どもに口や手を出すタイミングの取り方が実に上手なのです。ここぞという時に、ズバッと切り込んでいきます。これは子どもを真剣に見つめているからこそできる「技」なのです。
普段は、子どもを信じて見守る勇気を持ち、子どもがピンチと見るや、タイミングよく手を差し伸べられるように日頃から心がけていたいものです。
子どもは親が思うほど弱い存在ではありませんが、親が思うほど強い存在でもありません。だからこそ、そっと寄り添ってあげてください。
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