次善策
2015/11/29
以前、小学6年生を教えていたときの話です。
「はい、今から黒板に書くことを連絡帳にメモしてください」と指示したとき、連絡帳を忘れたからといって、ただボーっとしている生徒がいる中、同じように連絡帳を忘れたにしても、サッと「別の物」を取り出して、代わりにメモをする生徒もいました。
さて、どちらの生徒が学力を向上させていくでしょうか?もちろん後者です。学力を伸ばす生徒は、失敗してもそれを補い、次に生かす行動をとります。
例えば、家庭学習の課題を忘れた場合でも、普通の生徒はただ「忘れました」と言うだけですが、学力の高い生徒は「やるところを忘れてしまいました。すみません。でも、間違っていると思うのですが、とりあえずこれをやってえきました」と、「次善策」をとってくるのです。小学生にも関わらず、さすがにこの意識の高さには、私も驚かされました。
学業以外でも、「自ら考え、問題を解決しようとする行動力」は、とても大切なことです。生徒の皆さんには、失敗してもいいので、「では、次、どうするか?」と発想する人を目指して欲しいものです。
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