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反抗期への対応

2015/11/13

 誰よりも愛している我が子を、少し嫌いになったり、うっとうしく思ったりするのが反抗期です。

しかし、反抗期を力で押さえつけ、強制的に排除し、認めないと、人格否定になってしまい、子どもの性格をもゆがめてしまいます。

一方で、「今は何を言っても無駄だから」と放任すると、子どもは間違った価値観を持って成人することもあるので、十分な注意が必要です。

また、反抗期は子どもが、「大人の保護」から自立し、自分で考え、自己を形成する大切な時期であり、これを乗り越えないと、「パラサイト(寄生)」といった親子関係になってしまいます。

 

では、このような反抗期において、我が子と「どのように接すればよいのか?」と言うと、教育の基本である「バランス」を、難しい時期だからこそ、より一層考えていくことが重要です。「否定せず、保護せず」「支配して、服従する」「否定して、保護する」という相反する対応が必要なのです。

そして、反抗期は何と言っても、「親も通ってきた道」です。自分の中学生・高校生時代を思い出してみてください。自然と何かが見えてくるのではないでしょうか?!

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