福岡県公立高校入試制度

(1)推薦入試

面接・作文・実技試験などと、

中学から提出される調査書や志願理由書などを

総合的に判断して合否が決定される試験です。

しかし実情は中学の部活動で活躍した生徒を

合格者としている場合が多く、

部活動推薦が優位であることは否めません、

「総合的に」とはあくまで建前で、

多くの高校は私立高校に進学する有望な選手を

自校に取り込むために推薦入試を活用しています。

従ってその高校において発言力のある部活顧問のいるところに

推薦合格者が多く出る傾向にあります。

 

(2)一般入試

５教科の学力検査と調査書によって合否か決定されます。

調査書の９教科評定は、

現在のところ中学３年生の評価が使用されています。

特に２学期の成績が重視されている傾向がうかがえます。

学力検査と調査書の比重は各高校の校長の裁量に任されていますが、

修猷館・城南高校は学力検査に

その他の高校は調査書に重きを置いている傾向があります。

したがって、修猷館・城南高校では

少々調査書の９教科評定が低くても

学力検査で高得点を取れば合格できますが、

いくら９教科評定が45あったとしても

学力検査で合格最低点を下回ると不合格になってしまいます。

一方その他の高校は調査書の評定が高ければ高いほど

圧倒的に有利となります。

 

今日３月５日（火）は公立高校の一般入試の日でした。

受験生の皆さんは悔いなく終えることができたでしょうか？

あとは静かに発表の日を待つばかりです。

お疲れさまでした。