合否は何で決まるか?
2024/02/15
橘玲氏は著書の中で
「知能の70%は遺伝で決まる」
と述べられています。
では、受験の結果はこの知能によって決まるのでしょうか?
私の経験では合否の結果に占める知能の割合は
せいぜい20%ぐらいしかないと感じます。
残りの80%のうち20%ぐらいは
両親・兄弟姉妹・友人など自分に近い存在の影響を受け、
残りの60%は本人が持っている性質(才能)ではないかと思います。
その性質の中で特に重要なものは「素直さ」です。
特に未熟な学生時代は我流の勉強を推し進めるよりも
先人のアドバイスを受け入れるべきでしょう。
しかし素直といってもただ人の話を聞くだけでは意味がありません。
聞いた話を実行してこそ初めて「素直」と言えるのです。
さらに欲を言えば、
素直に行動した後にオリジナリティを加えていけば完璧です。
そのオリジナリティがよく表れるのが
学習教材(塾教材)やノートです
日ごろ使っている教材やノートを見れば学力は容易に想像できます。
有名校に合格する生徒は
教材やノートの使い方に工夫が見られます。
「何のために使うのか?」
その目的意識がはっきりと現れるのです。
「自分は頭が悪いから」
などと遺伝のせいにするのは簡単です。
簡単なことに価値はありません。
自分を変化・成長させて受験に臨みましょう。
「天分は、持って生まれたもの。才能は、引き出すものよ」
(ココシャネル)