「学校の勉強に専念します」
2022/06/04
長年生徒と接していると
「あ~残念!」
と思う言葉を聞くことがあります。
その一つの例は、
「部活も忙しいので、学校の勉強に専念します」
というものです。
そもそも前提がおかしく、
部活が忙しくて勉強がしずらいのなら、
部活をやめるべきで、
勉強を減らすことではないと思います。
ですかたこの言葉は部活を続けるためのこじつけにすぎません。
また、高校受験や大学受験を経験したことのない者が、
一人で勉強することは、誤った方法を取り、
進むべき道を踏み外してしまうことにつながりやすいと思います。
なぜならば人は常に楽を欲するからです。
楽をして結果だけ良いものを得ようとしても
実際にはかないません。
当然のことながら、学校の先生は「受験指導」専門ではありません。
受験に関しては塾や予備校の方が徹しているのです。
「学校の勉強に専念したい」
という言葉を我が子から聞いたときは、
そのことが本当に良いことで
道理にかなっているのかを考えてみてください。