福岡市西区の塾より「雑は敵」
2021/06/29
テストで点数を上げる基本的な方法で
最も手っ取り早いものは、
「ミスをしない」ことです。
中学生が1教科で1つミスを無くすと
それだけで合計10点から15点アップします。
受験においてもミスによって
合格最低点を下回ってしまい
涙をのむことになるケースは少なくありません。
特に単純なミスは
「もったいなさすぎる」
の一言です。
単純ミスで人生が左右されるのは
悲しすぎることです。
ではミスの多い生徒に共通する点は何かというと
それは「全てにおいて雑である」ということです。
問題の読み方が雑で
意味をとらえ間違えたり、
思考が雑で
簡単にひっかけられたり、
中には計算した結果を
解答用紙に移し間違えることもあります。
これでは合格するのが難しくなって当たり前です。
入試は1点を競うシビアな戦いの場です。
スポーツでもそうですが
勝敗はファインプレーの多さではなく、
ミスをいかに減らすかで決まるのです。
では、どんな生徒がミスをしやすいタイプかというと、
(1) 会話を文ではなく単語で行うタイプ。
これは何をどのように伝えれば、
相手に上手く理解してもらえるかを
日ごろから面倒臭がり、
思考停止になっている状態です。
(2) 字が雑なタイプ
何が書いてあるか読み取れない場合や
解答欄から平気ではみ出しているなど
字が上手というより雑なのです。
(3) カバンの中、引き出しの中、部屋の中が乱雑であるタイプ
整理整頓をするためには
何をどこにどのように片づければよいか、
取り出したものはきちんと元に戻すという
丁寧さや継続力が必要です。
乱雑なタイプはやはり頭の中も
ごちゃごちゃとしています。
つまり「雑なタイプ」は
私生活面ではある意味おおらかで
肯定的にとらえることもできますが、
受験の世界では
「百害あって一利なし」です。
受験で成功したければ
勉強面だけでも
「丁寧」になりましょう。
早速、部屋の中の聖地整頓から始めてください。