福岡市西区の塾より「部活に没頭する」
2021/06/20
「部活が好きではダメですか?」
答は
「ダメではありません」
「部活が好き。大いに結構なこと」
です。
私自身も中学・高校・大学と10年間
バレーボールをやり続けましたので、
部活を否定する気はまったくありません。
しかし、将来的にスポーツや音楽、芸術の世界で
生計を当てていくのでなければ、
部活だけに没頭し
勉強を疎かにすることは
間違っていると思います。
やはり両立を目指すことがまず重要ではないでしょうか?
もし両立が難しいと感じたならば
迷わずに学業を優先させるべきです。
「学生の本文は学業にあり」です。
中学3年生の中にを時折
「これからは中体連のために部活に専念します」
と宣言する生徒が出てきます。
気持ちは分からないではありませんが、
残念ながら、これは部活を理由にした
単なる現実逃避でしかありません。
受験勉強から無意識に逃れるため方便なのです。
かつての教え子の中には
部活で全国大会に出場し、
その後、立派に第一志望校に合格していった生徒が
数多くいました。
彼らに共通していたことは
どんなに部活が忙しい時でも
勉強から逃げることをしなかった点です。
長時間の学習ができないときには
短期集中で取り組んでいました。
たとえ短い時間でも塾に来ることが出来るならば
休まずに遅刻してでも来ていました。
自分が選んで参加している部活を
決して自分の不勉強の言い訳には使いません。
そんなことをすれば部活に申し訳にと思っているのです。
受験学年以外の生徒の皆さん、
部活で疲れたことを理由に
居眠りしながら勉強することは
断じて行ってはいけません。
「受験はまだ先の話」
などと構えているようでは
自分を成長させることが出来ませんよ。
「部活は何のために行うのか?」
私も学生の時にコーチから問われました。
今ならハッキリと答えることができます。
それは
「部活を通して自分を高めるため」
です。
生徒の皆さん、
「なぜ部活に入っているのですか?」