福岡市西区の塾より「子どもの自主性に任せるのは危険」

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福岡市西区の塾より「子どもの自主性に任せるのは危険」

2021/03/15

教育の目的の一つに「社会生活における自立」があります。

決して易しくない実生活で

親兄弟姉妹に頼ることなく、

自分ひとりの力で雄々しく生きていけるようになることは

とても大切なことです。

 

しかし、中高生時代はどうでしょうか?

本当に子どもの自主性に任せても大丈でしょうか?

特に学習面においては、

「できればやりたくない」が本音の中で

本当に自立して学習に取り組める子は、

そう多くはないと思われます。

 

中高生ぐらいの子どもの自主性はまだまだ未熟であり、

周りの大人たちのしっかりとした支えが

必要であると考えられます。

 

「自分ひとりの力で頑張って勉強するから」

という子どもの言葉は、

親にとって頼もしく感じられますが、

多くの場合、この言葉の裏に隠されている本音は

「周りからあれこれ言われるのは面倒臭いから、自分のペースで楽に勉強したい」

ということです。

しかし、「楽をしたい」では親に認められませんので、

言葉を取り繕って

「自分ひとりで頑張る」に変えているのです。

 

今までの経験上

「自分でやる」と言って成功した例を私は知りません。

「頑張る」と言った言葉も

3日で薄れ、3週間も過ぎると

そばで見ていても

「あの頑張るといった言葉はどこにいったのだろうか」

というほど、より楽な日常生活に変化していきます。

 

そもそも本当に「頑張れる」という子どもは

いちいち「一人で」などという条件などを必要としません。

そのような条件など付けなくても

すでに頑張ることができているのです。

 

親が子どもの自主性に任せたい気持ちは理解できますが、

「この子を信じてみよう」

「この子の人生だから、この子に任せよう」

と学習に関しては安易に認めては危険です。

自分の学生時代を思い出してみてください。

そして、冷静に子どもの状況を判断することが

必要であることをご理解ください。

 

安易に妥協し、子ども任せにすると

「やっぱり失敗したか」

と後悔することの方が圧倒的に多くなると予想されます。

 

子どもの自主性は道理にかなっていないことがほとんどです。

ですから親は断固として間違った方向へ進まないように

大変だとは思いますが、壁となって子どもの前に立ちはだかってください。

そのことが教育者でもある親の責任なのです。

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