福岡市西区の塾より「中学生の重要性」
2021/03/13
先日、「高校1年生は休憩期間ではない」ということをお伝えしました。
今回は「中学3年間の重要性」について述べてみたいと思います。
保護者の皆さんの中には
「小学校でのテストは良かったから、とりあえず中学校での新しい生活に慣れさせよう」
「部活も大変だろうから、まず様子を見よう」
と考えられる方も少なくないと思います。
確かに、小学校のテストは1つの単元ごとに行われますので、
テスト範囲も狭く、内容も基礎的なものがほとんどであるため、
授業をしっかりと理解していれば
大したテスト準備をしなくても
100点近い点数が取れたことでしょう。
しかし、中学校で行われる定期テストは
テスト範囲も格段に広くなり、
問われる問題レベルも向上していきます。
そのためテスト前に1・2日準備したぐらいでは
望むような成績を得ることはまず無理と言えます。
ちなみに福岡市立姪浜中学校の
1年生の学年末考査の5教科合計の平均点は
322.6点であり、1教科当たり64.5点です。
ですから小学生の時と同じような勉強への意識では
到底立ち向かえず、3年後の高校受験でも思わぬ苦戦を強いられることでしょう。
また、中学3年間の過ごし方は不思議なことに
ほとんどの生徒の場合、高校でも繰り返されます。
中学3年間で間違った勉強に対する意識や勉強法を身につけると
高校以降に悪い影響を与えてしまいます。
保護者の皆さん、
愛する我が子にあとで辛い思いをさせないためにも
親が中学入学から大学受験までの6年間に対する
正しい情報を常に得て、認識を深めていってください。
中高生時代は大人の手助けが大切な時期です。