福岡市西区の塾より「高校1年は休憩期間ではありません」
2021/03/12
高校1年生の過ごし方は
生徒の皆さんが想像する以上にとても大切です。
よく見かけるパターンとしては
「やっと高校受験が終わったので、しばらくはゆっくり高校生活に慣れていこう」
「さあ部活を頑張るぞ」
「高校生になったのだから、とりあえず自分ひとりで勉強しよう」
と考え、終わってみれば単なる休憩期間を過ごしたに過ぎないというものです。
学力的にも当然、高校入学時と比べ大幅に低下していますので、
どこの高校でも下位にうずもれてしまうと
大学受験はとても厳しいものとなり、
行きたいと思う大学へはまず合格できません。
それは修猷館高校や城南高校でも同様です。
高校での勉強は、中学生とは量・質とも大きく変化します。
中学のようにすべての生徒を対象とする義務教育としての基礎的な学習ではなく、
高等教育を希望する生徒に対しての高度な学習が課されていきます。
したがって中学の時みたいに、
定期テストの数日前からちょこちょこっと勉強して、
そこそこの点数を取ることはもはや不可能です。
同じような勉強の仕方では、
ほとんどの科目が赤点となり、
中には上の学年に進級することすら危うい生徒も出てきます。
留年するとほぼ中退しますので、
その後の進路は大きくずれて行ってしまうことでしょう。
ですから高校生になるにあたって、
「高校の勉強は意識を高めることが必要だ」
と認めて再スタートを切らなければならないのです。
受験勉強を通して身につけた財産を守りつつ、
より自分を高める時期として
新たな高校生活を元気に明るく過ごしていきましょう。