福岡市西区の塾より「テスト中の様子」
2020/12/06
学習支援塾では中学生に
「フクト公開実力テスト会」を受けてもらい、
その都度学力状況の把握に努めています。
前に勤めていた塾でも感じていましたが、
テスト中の様子を見ていると
初めて見る生徒でも大体の学力が解ります。
学力が真に高い生徒は実にテスト中、真剣です。
最後の最後まであきらめず、
また油断することなく丁寧にテスト問題を見直しています。
一度解いたときにすでに高得点になっているのですが、
決して手抜きをしません。
後ろ姿を眺めていると惚れ惚れとしてしまいます。
逆にそこそこの学力である生徒や低い生徒は
テスト中の頑張りが感じられません。
残念ながら大して出来ていないのに、
ミスが数多くあるのに一度解き終えたら
そこで終了です。
とてももったいない時間を過ごしています。
では、具体的に学力不振の生徒に
よく見受けられるテスト中のパターンを以下に挙げてみます。
(1)キョロキョロと意味なく周りを眺める。
※先生を見る生徒は不正行為が考えられます。
(2)室内の張り紙を読んでいる。
(3)背伸びや首のストレッチをする。
(4)髪の毛の手入れが始まる。
(5)寝る。机に寝そべる。うつぶせる。
※受験界では「寝る子は落ちる」と言われています。
(6)筆記用具の手入れや手遊び。
(7)机の端に問題用紙と解答用紙を重ねて置く。
(8)テスト時間が余ってもただひたすらボーッとしている。
いかがですか?
テスト中の姿勢としては問題有りと言わざるを得ません。
本番の受験会場でこのようなことをするでしょうか?
もしこのような生徒がいたとすれば、
受験する資格はないと思います。
何と言っても受験する学校に対して失礼です。
生徒の皆さん、
本番でやらいことを練習でする悪い癖は直していきましょう。
本番は日ごろの練習の積み重ねの成果しか現れません。
本番だけうまくやろうとする考えは、
失敗者の典型的な思考パターンです。
塾でも学校でもテストの時には
真剣に取り組む良い癖を身につけてください。
その良い癖が将来社会に出てからも
必ず自分を助けてくれます。