福岡市西区の塾より「点数報告」
2020/08/30
学習支援塾では様々なプリントを学習し、
その点数を報告するシステムを採用しています。
教師が採点をする場合を除いて、
点数方向は基本的に自己申告になっています。
問題はこの点数報告で「点数の水増し」をする場合があることです。
点数は現在の学力状況を把握し、
これからの学習指導・進路指導の指針となる大切な情報です。
この大切は点数に虚偽があると、
正しい指導を受けることができなくなり、
生徒自身にとって不利益となります。
低学年の生徒は特に点数を気にする傾向があり、
深く考えないで安易に水増しをしてしまいます。
私は「正しい点数」が知りたいので、
よほどのことがない限り生徒の毎回の点数へのコメントは控えています。
点数が良くて褒めると、
また褒められたくて水増しをしますし、
注意すると、
注意をされないように水増しをしてしまいます。
無論、点数に無頓着な生徒は伸びませんが、
毎回のように点数を誤魔化す生徒は、
普段の生活・学習から困難を避け、
楽して逃げる習慣がついてしまうため、
成績は伸びませんし、
受験もここぞというときに失敗してしまいます。
病気やけがを治すために病院に行ったとき、
嘘の症状を医師に告げたとしたらどうなるでしょうか?
正しい診察は受けられず、
病気やけがを治すことはできないでしょう。
点数報告も同じです。
自分のために正々堂々と点数を報告し、
悪かったならば自己反省をして、
次にまた頑張ればいいだけなのです。
自ら自分の首を絞めるようなこと、
天に向かって唾吐くようなことはしないでください。