福岡市西区の塾より「合格する生徒は覚えてくる」
2020/08/08
世の中には「暗記」を否定するかのような受験指導が存在しますが、
「暗記」無くして合格することは出来ません。
暗記を否定する指導者は、
生徒に求めるレベルが高すぎると思います。
学習支援塾では、各教科で必要な暗記事項の確認を、
毎回の授業の初めに行っています。
この小さな積み重ねが、
駆らず大輪の花を咲かせてくれると信じています。
そのような中、長年生徒を見ていると、
受験に合格する生徒は、
必ずと言っていいほど、
暗記事項のプリントを覚えてきます。
50問ぐらいのテストならば、
だいたい48問以上を毎回正解します。
一方、不合格になる生徒は、
びっくりするくらい覚えてきません。
50問中10問ぐらいの正解でも平気です。
私は不思議で仕方ありません。
どうして覚えてこないのでしょうか?
暗記にかかる時間は長くても60分ぐらいです。
慣れてくれば30分ぐらいで全てを覚えることが可能な量です。
覚えるべきことを覚えなければ、
テストの点数が上がらないのは当たり前です。
それなのに暗記もせず、
「点数が伸びない」
と悩んでいるのです。
生徒の皆さん、
一日何時間も暗記の時間を取って欲しいとは言いません。
せめて7割程度は最低でも家で覚えてきてください。
思考力が必要な数学でも
公式を覚えずして問題が解けるはずはないでしょう。
基礎的な英単語を知らずに、
どうやって英文を読ことができるのでしょうか?
覚えてこない生徒は
ただ面倒臭いだけだと思います。
しかし、世の中には
「面倒臭いけど大切なことばかりです」
特に受験生の皆さん、
いい加減楽をして成功しようなどと、
虫の良い考えは捨てましょう。
学習の基礎は「暗記」です。
明日の授業までに何を覚えなければいけないかを、
毎日確認してください。
そして、くれぐれも暗記するプリントの持参を忘れないようにしてください。