福岡市西区の塾より「期末テストの準備について」
2020/07/10
昨日から学習支援塾では、
中学生を対象として、
1学期期末テストの準備を始めました。
(高校生は7月当初から始めています)
生徒諸君のテスト勉強の仕方を見ていると、
「効率が悪いな」
と思うことがあります。
その勉強の仕方は、
学校のワークと教科書を
机の上で同時に開いて、
教科書を読みながらワークに答えを書き込むという方法です。
「どうして教科書を見ながらワークを解くの?」
と尋ねると、
「全然わからないので調べながらやっています」
と返事が返ってきます。
学校で授業を受けているのだから、
全然わからないは大げさではないかなとおもいますが…
このようなやり方は余分に時間がかかるため、
テストが行われる日まで、
ただひたすら教科書の言葉をワークに書き写すという作業に終始してしまいます。
当然、自分に必要な勉強が不十分となってしまいうので、
テストでは良い点数を取ることは出来ません。
どんな試験勉強であっても、
まずはワークなどの問題を自力で解き、
そして、出来なかった問題を重点的に勉強していくことが重要です。
「問題をまず解く」ことから始めなければなりません。
大切なことは「作業」ではなく、
「テスト範囲の学習内容を頭に叩き込むこと」です。
出来なかった箇所を暗記し、
出来るようになるまで繰り返す。
試験に通用する勉強はこの1点につきるのです。
しかし、いくらアドバイスをしても、
ワークが×だらけになることが嫌なのか、
せっせ、せっせと答えを書き写し続ける生徒がいます。
そして、試験終了後に、
「時間はかけたけどテストは出来なかった」
「ちゃんとワークはやったのに」
「もっと早くから準備すればよかった」
などと、成績不振の生徒は決まってこのように言います。
学校から配布されている「試験範囲表」には
学校の先生から
「ここを出題しますよ」
「だからここを身につけておいで」
というメッセージが込められています。
徹底的に繰り返し、
ワークだけでも完璧に仕上げられることができれば、
必ずテストで80点以上は取れます。
80点以上になれば通知表は「4」以上になる可能性が高まり、
福岡県の公立高校の上位校を受験することができます。
生徒の皆さん、
試験の日に課題を提出するための勉強はやめましょう。
どうせ勉強をするならば、
点数に結び付く勉強をしてください。