福岡市西区の塾より「コピー能力」
2020/06/23
先日放送された「炎の体育会TV]の中で、
「芸能界一の水泳部」をつくるために、
ジャニーズジュニアの中から水泳部メンバーを
選考するというコーナーがありました。
水泳部の監督は、
ロンドンオリンピック男子200m平泳ぎ銅メダリストの立石諒さんでした。
立石監督はジャニーズジュニアの中から
25m自由形でタイムの早い人を選ぶのではなく、
今後の伸びしろを考慮してメンバーを選んでいました。
「なるほど面白い」
と感心すると同時に驚いたことは、
今後の伸びしろを測るために、
一流のオリンピック選手が泳ぐVTRを見せて、
その映像の中から良いところを学び取り、
自分の泳ぎに取り入れることを求めたことです。
すなわち「コピー能力」を重視していたのです。
「これは勉強とまったく同じだ」
と思いました。
成績が伸びる生徒は、
教師の教え、教科書や参考書、問題集の解法を
「真似る」ことができるからです。
与えられた学習内容の要点を見抜き、
それを自分の中に取り入れる力、
この力なくして成績を向上させることは出来ません。
勉強もスポーツも芸術も音楽も
ありとあらゆるものは「真似る」ことから始まります。
一流と言われる人ほど実は「真似」が上手なのです。
生徒の皆さん、
「自分がやりたいようにやる」
そのような我流を重んじるのではなく、
まずは「手本を真似る」ことを大切にしてください。
謙虚に素直に「コピー能力」を高めていきましょう。
それこそが「合格への近道」なのです。